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高血圧、糖尿病は国民病とも言えるほど身近な存在です。
日本人の2~3人に1人が高血圧、糖尿病患者と言われており、
その数は約4700万人に上ります。


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糖尿病は後天的な遺伝子の病気

糖尿病は後天的な遺伝子の病気

遺伝子のことがいろいろ調べられるようになってきました。そして、遺伝子の情報が読み取られることで、全身の機能が維持されていることがわかってきました。
インスリンについては、膵臓の中にインスリンを作る細胞があります。その遺伝子に傷がついて(変異)して、インスリンを作る細胞が死んでしまうことがあり ます。すると、インスリンを作る細胞がどんどん減っていってしまいます。すると、身体はインスリンを作れなくなってしまいます。

もうひとつは、インスリンを作る細胞の中で、遺伝子のスイッチが切り替わる現象です。スイッチが切り替わるとインスリンを作る細胞からインスリンが分泌されなくなってきます。
遺伝子を解析するようになって、インスリンの分泌が低下している状態にも2種類あることがわかりました。遺伝子の変異がおこってしまい、インスリンを分泌 する細胞が死んでしまう状態、インスリンを分泌する細胞の遺伝子のスイッチが切り替わってしまい、インスリンが分泌されなくなる状態です。
前者は、不可逆的な状態(もとの状態にもどれない状態)、後者は可逆的な状態(もとにもどれる状態)です。
また、インスリン抵抗性も、遺伝子のスイッチがきりかわっておこる状態であることがわかってきました。たとえば、脂肪組織の遺伝子のスイッチが切り替わってしまうと、インスリンの効果を悪くするホルモンを産生するようになってしまうのです。
こうしてみてみると、糖尿病は、後天的な遺伝子の病気であることがわかってきました。

 糖尿病は炭水化物の過剰摂取によって引き起こされる「汚染された体内環境の状態」です

糖尿病とはどんな病気なのか?を1から6まで時代の流れに沿って、観てきました。そして、結局糖尿病と呼ばれている病気が、どのようにして引き起こされるのかを、栄養の観点で観てみると、炭水化物の過剰摂取によって、引き起こされていることがわかってきました。
現在、成人の日本人の栄養摂取カロリーは、熱量で換算すると、1日2000キロカロリーから2600キロカロリー程度です。そのうち、60%以上を炭水化物、残りを、蛋白質で20%、脂質で20%程度摂取しています(日本人の食事摂取基準から抜粋・改変)。
炭水化物とは、摂取すると、体内でブドウ糖(グルコース)に変化して、血糖値を上昇させる栄養です。エネルギー源として使用されないブドウ糖は、脂肪として脂肪組織に蓄積され、体重増加・肥満の原因となります。
過剰な炭水化物を摂取することで、エネルギー源として消費しきれないブドウ糖が血液中にあふれてしまい、血糖値が急激に上昇します。急激に上昇した血糖値を下げるために、膵臓のインスリンをだす細胞が、よりたくさんのインスリンをだす必要にせまられます。
炭水化物の過剰摂取が、毎日くりかえされることで、インスリンの分泌低下、肥満にともなってインスリンの効果が悪くなり、1から6の糖尿病とよばれる病気が顕現化してきます。
つまり、糖尿病とは、炭水化物の過剰な摂取によってひきおこされる「汚染された体内環境の状態」であるといえます。

出典:新板橋クリニック